一年ぶりに紋紙が敷かれました

この坊ちゃんカボチャの下に敷かれているいくつも穴の開いた紙、これは一体なんなのでしょう?
実はここ丹後地域は丹後ちりめんという織物の産地なのです。
そしてこの紙は紋紙といって織物の文様が厚紙と穴によって刻まれている、今でいうデータなのです。これが織機を通る事で正確に柄が織られていくのです。

丹後においてこの紋紙は昔から畑に敷きやすく、草を押さえ、後片付けが楽という事からカボチャの敷きものに使われる事が多くありました。
織る事のなくなったデザインの紋紙は使わなくなるのでそれをカボチャ農家がもらいにいくのですが、近年、織機のデジタル化に伴い、この紋紙も減ってきており”紋紙があれへんしけー今年はカボチャ作れんわ”というようなプロ農家の話も実際聞こえてきています。

丹後農場では1年ぶりにこの丹後ちりめんの紋紙を入手しました。
さっそく坊ちゃんかぼちゃに敷き、紋の穴に蔓を伸ばし元気にのびています。
坊ちゃんかぼちゃ自体に菊やら松などの文様は付きませんが、丹後の歴史と文化が織りなす坊ちゃんかぼちゃを楽しみにお待ちください。

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